HSPと発達障害の「生きづらさ」、意外と簡単!対処法3選

HSP

「なんでこんなに生きづらいんだろう、、、」

「もう自分なんて生きる価値ない、、、」

HSPと発達障害の傾向のある人は、様々な悩みを抱えています

それは二次障害にも発展することがあり、生活に支障をきたすレベルの人もいます

今日はその悩みを解決する方法を一つご紹介します!

みなとです!よろしくお願いします!

※この記事では、高田明和さんの『HSPと発達障害 空気が読めない人 空気を読みすぎる人』を参考にしています

HSPと発達障害の<二次障害>とは?

対処法を説明する前に、まずはHSPは発達障害の感じいている生きづらさについて

HSPや発達障害の生活に支障をきたすレベルとはどんな状況か?

例えば、「仕事への不適応」「人間不信」「生活リズムの狂い」などが考えられます

さらに、発達障害には併存しやすい病気や症状があります、これを二次障害と言います

二次障害をもう少し説明すると、発達障害の特性による生きづらさや困りごとなどを原因として、後発的に発症する疾患のことを指します

例えば、「うつ病」「双極性障害」「不安障害」「パーソナリティ障害」などです

そのような症状になると、二次障害による苦しみもありますし、薬による依存症、副作用などを背負うことにもなります

では、どうしたらそのような状況から抜け出すことができるでしょうか?

対処法⑴「脳内ホルモンのせい」と考える

HSPや発達障害の人は脳内ホルモンのバランスが異なることが分かっています

脳内ホルモンのバランスは、目の色も茶色が青色にならないように、変わることはありません

このアンバランスによって生活の中で様々な困りごとが発生するわけですが、それは生まれつきなのでどうしようもないことなのです

発達障害のADHDは、幸福を感じるためのホルモンである「ドーパミン」や、注意力や衝動性に関わる「ノルアドレナリン」が不足気味です、ADHDの人が疲れやすかったり、やる気が出なかったりするのは、精神力の問題ではなくホルモンのせいだということです

一方HSPの場合は、平常時でもストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が多い特徴があります、それによって不安や心配を感じやすいので、人一倍焦ったり緊張してドキドキすることがありますが、それもホルモンのせいです

「ホルモンのせい」と言い聞かせるだけでは効果が無ければ、深呼吸やマッサージをして「セロトニン」という幸せホルモンを出すことで、落ち着きを取り戻す方法もあります

僕がやってて効果があるのは、手の甲に好きな香りの香水を塗っておいて、必要なときにかぐことです、瞬間すぐリラックスできるのでオススメです!(ラベンダーとかジャスミンは本当に癒されます)

対処法⑵「困った」を見える化する

対処法⑴では、脳内のホルモンバランスには個体差があると説明しました

対処法⑵では、そのアンバランスさが何なのか整理しようということです

「脳のクセや偏り」によって生活でどんな困りごとを引き起こしているでしょうか?

生活の中の「困った」を見える化して初めて、それに対して対応策を考えることができます

一度紙に書き出してみるのもいいかもしれません

HSPの人であれば何に過剰に反応してしまいますか?

例えば、「テレビやゲームから出る大きい音」「都会の街中の眩しい光」「怒鳴り口調で口論している人たちの声」、人によっていろいろですよね

過剰な部分がわかれば、それを抑えるためのトレーニングをすることで、ある程度症状が緩和できるかもしれません

ここからは補足ですが大事なこと、それはHSPや発達障害の特性や個性は素晴らしい才能だということ

生活の困りごとをうまくコントロールすれば、社会で大きく活躍できる可能性を秘めています

視力の弱い人が眼鏡をかけるように、足りないとことは補いながら、自分の個性を発揮する方法を考えることで、状況は変わってくるかもしれません

対処法⑶自分のトリセツを作る

対処法⑵では、自分の困りごとを洗い出しました

対処法⑶では、その困りごとに対する解決策を考えます

そして自分だけのトリセツを作ります

何か生活の中で「困った」ことがあれば、いつもそのトリセツを見ることで冷静に解決できるようになるはずです

身近な人に手伝ってもらうのもいいと思います

自分では気づかない本人のクセや傾向を教えてもらえますし、それによって起きる困りごとに対する解決策も教えてもらえるかもしれません

発達障害の中の自閉症スペクトラムの人であれば、相手の言葉の意図やニュアンスがくみ取ることが苦手です

そうゆう人は、自分だけの辞書を作ってみるのはいかがでしょうか?

例えば、

「考えさせてください」は、「断ります」という意味で「考えてから答えを出します」という意味ではない

「先に行って食事をしていてください」は、かなりの確率で「今日は行けません」という意味

ちなみにこれは最近僕にあったことです笑、友人に「先に食べてて」言われて、友人がその内来ると思ってずっと食べないで待っていましたが、結局一時間くらい経って「ごめん行けなくなった」と言われてしまいました、、、

【結論】対処法を実践することで「生きづらさ」を解決できる

今回はHSPと発達障害の二次障害と生きづらさの悩みを解決する方法について解説しました、最後に簡単にまとめます

①HSPや発達障害の症状は、性格や精神力の弱さではなく、脳内機能であるホルモンの不足か過剰のせいだと割り切る

②自分の脳のクセや傾向を知るために、生活の困りごとを見える化しておく

③困りごとが起きたときのために、自分のトリセツを作っておく

今回は以上です!ではまた〜

HSPと発達障害 空気が読めない人 空気を読みすぎる人』(高田明和著)

HSP(過敏性症候群)と発達障害、ともに強い「生きづらさ」を感じる共通項があるが、その境界線はグレーゾーンでもある。
「あなたはHSPなのか発達障害なのか?」「空気が読めない発達障害と空気を読みすぎるHSP」など、HSPと発達障害の違いを整理し、生きづらさを克服する対処法をベストセラー医師が指南。

 

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